わたしは、いつもいつも先生と話をするのが苦手です。
3人娘がおりますが、具合が悪くなって病院に行くのも、学校へ行って先生に会うのも苦手です。
病気を治してくれる先生も、いつも面倒を見てくれる学校や園の先生も、もちろんやさしいです。
どうしても自分が親としてダメだと言われている気がするのです。
目次
幼稚園・病院の先生と話すのが苦手?会うたび怒られている気になる?
なぜ先生と話をするのが苦手だと感じてしまうのでしょう。
常に怒った顔をしている先生は苦手という人もいるでしょうが、ほとんどの先生は怒っていません。
- 学校の先生や幼稚園の先生は、子どものいいところをたくさんほめてくれる
- 病院の先生は、具合の悪いところを見て、治してくれる
なぜ苦手だと思うの?
先生に会うと、こんな事を言われます
幼稚園・保育園
- 服への記名がされていない
- 帽子をかぶりわすれてきた
- 爪がのびている
- クレヨンが短くなっている(持ち手部分の紙がきれていない)
病院
- 体重何キロ?
- 肌がカサカサ(保湿してる?)
- 頑張ったってほめてあげて
- 来週また来てね
もちろん、当たり前の内容ですが、どこがイヤなのでしょう?
自分が母親として育ててきた子どもが、学校で言われたこと、病院で言われたことは、 全て親である自分に注意してきた気がする のです。
記名を忘れたことも、爪を伸びてしまっていたことも、「あ、忘れてました」と言えばすむことを、「すみません」と答える。
忘れていたことが、ダメな親と言われている訳ではないのに、どうしてもガッカリしてしまう。
それを言われることが苦痛だと感じるだけなので、行く前に気を付ければいいことです。
しかし、たかがと思う気を付ける事が、毎日続けるのはとても大変な事なのです。
指摘されるのがコワイ!!
子どもはとても大切で、いつも100%で育てることが出来るなら自信も持てます。
しかし、実際にはいろんなことを後回しにしてしまう事が多くあるのです。
日々の生活の中で、子どものすべてを把握し、すべて100%の状態で毎日を送ることはできないのです。
「あれ、やっとかなくちゃ」と覚えてはいるものの、うっかりすると、先生に会うたびに「お母さん、〇〇ちゃん爪のびてました」とお𠮟り(?)を受けてしまう・・・。
ああ、先生に会いたくない。そう思ってしまうのです。
今日は何を言われるのかな・・・と考えてしまう
幼稚園や病院の先生は、いつも指摘や注意ばかりするわけではありません。
アドバイスをしてくれたり、褒めてくれることもあります。
病院の先生は病気やケガの治療などがほとんどです。
話を聞いて「はい、はい」と言う事が多いのですが、「普段の平熱は?」「今の身長、体重は?」「昨日何食べた?」などと突然の質問がやってくるので、びっくりして、アタフタするので苦手と感じてしまいます。
「えっと最近、体重図ってなくて・・・すみません。」となりがちです。
熱が出て病院に行くと夜、夜中、朝、病院に来る前と熱を聞かれてメモを忘れていった時には、えっとえっととしどろもどろになってしまいます。
もちろん、熱がでて病院に行く、吐き気があって病院に行くなど、何かしらの理由があって行ってる訳なので、きちんと把握した状態でカンペキにしていれば、アタフタすることも焦ることもないのです。
出かける時にはあせってバタバターと出かけるので、あれ?体重どれくらいだっけ?よし図っていこう!などとはなかなかならない現実もあります。
結局、病院に行ってから、あれ忘れた!となって、イヤな雰囲気になり、ああ、やっぱり苦手だわと思ってしまうのです。
幼稚園・病院の先生と話すのが苦手?出来る事なら会いたくない!?
先生も大変とはわかるけど・・・
先生も大変です。
- 服に名前が書いてないだけで、誰のものかわからなくなってしまう。
- 爪が伸びていたら不衛生。誰かとぶつかってひっかいてしまう危険がある。
先生が親に言ってくることは、親へのお願いです。
親にとっては、つい忘れてしまったこと。つい忘れたことは必ず、先生から言われてしまうものなのです。
先生は怒っているわけではない!?
そうです。(たぶん)先生は怒っているのではなく、お願いしているのです。
先生も毎日毎日、たくさんの生徒(病院では患者)を見ているので、「それぐらい言われなくてもやってよ」と思ってる事もありますが、親にお願いしているのです。
先生には本当に申し訳ないと思いながらも、同じことで何度も何度も言われてしまうので、つい先生には会いたくないと思ってしまうのであります。
親も先生も子どもを思う気持ちは同じ!
先生に会うのは気合が必要です。
何かを言われることは苦痛だし、出来る事なら会いたくありませんが、子どものために言ってくれていることは間違いありません。
決してダメな親なんかではなく、毎日頑張っている親にアドバイスをしてくれた!ぐらいに前向きにとらえて、正々堂々と会えるようになりたいものです。