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町内会の班長をお願いされ、1年間やってみて驚いた事とは?

夫婦でなるほど!と思っている

町内会って、よく聞きますが、実際は何をやっていて、どんな仕事をしているのかってわからないものです。

令和3年度に、順番でやってくる【班長】という役割を与えられたので、1年間やってみました!

もちろん、そこの町内会によって色々違う点があると思います。

わたしが班長をやったことでわかったこと、大変だったことと色々あるのですが、これから【班長】という役割を与えられた方の参考にしてもらいたいと思います。

町内会の班長をお願いされ、1年間頑張ってみて驚いた事とは?

よくわからないという顔の夫婦

町内会の班長って何をしているのか知っていますか?

わたしはやるまで、町内会費の集金しかしりませんでした。

他にも多々あるのだろうとは思っていましたが、よくわかっていませんでした・・・

まず、町内会って何をしているのかわからない?

町内会ってマンションやアパートに住んでいるか戸建てに住んでいるかでも、違いますよね。

わたしは住宅街の戸建てに住んでいます。

町内会って入らなくても問題ないんでは?とよくわかっていなかったのですが、町内会に入らない事で、実は住んでいるうえで困ることがあります。

町内会が行っている事

  • ごみステーションの設置、管理
  • 公園清掃などの環境美化
  • 犯罪防止のための街路灯の設置
  • 町内の生活道路の除排雪
  • 通学路の交通安全パトロールや見守り
  • お祭り、新年会などの行事

町内会に入らないと、実は困る!?

実は町内会ってとても大切な事をしてます!

  • ごみステーションの設置、管理

ゴミステーションって絶対必要です!(マンションやアパートは個別にあるので別ですが)

町内会に入らないのに、ゴミは捨ててるって人もいるかもしれませんが、町内会で設置しているので、ゴミをゴミステーションにおいて、もっていってもらっているなら入らないとダメということです。

  • 公園清掃などの環境美化

公園は使ってないから、関係ない!って思ってる人もいるかもしれませんが、実はその公園は避難場所になっているかもしれません!

子供がいないから、公園なんていかない!だから掃除も関係ない!

ですが、もし災害があった時、事件があった時、事故があった時に、その公園があったから、避難場所だったから、家族が集まれた!という事になるかもしれないのです。

家の近くに公園があって、そこが避難場所であるなら、やはりみんなで掃除する必要があるのではないでしょうか?

もし、誰も掃除しない、管理しない公園だったら・・・。ゴミが散らかし放題、カラスや虫やにおいで誰も近づかなくなりそうです。そんなところは避難場所と言われても行けないです。

もし町内会で掃除をしなかったら、おそらく近所の人、隣接している人たちが掃除をするのかもしれません。

自分の家に落ち葉やゴミが風で飛んで来たらイヤなものです。そうなるとみんなの避難場所なのに、近所の人たちだけが負担することになるのです。

やはり、公園は町内のみんなで掃除するべきではないでしょうか?

  • 犯罪防止のための街路灯の設置

これは知らない人が多いのではないでしょうか?

町内にある街路灯って町内会で管理しているのです!

電球が切れていたり、必要な場所に設置したりしてくれています。

夜になると街路灯がないところはコワイです。住宅街でも街路灯がなければ一人では歩けません。

子供や女性は特に危険を感じるものです。

自分が住んでいる地区に街路灯がないなんて、イヤじゃないですか?

  • 町内の生活道路の除排雪

これはわたしが北海道に住んでいるので、必要ないところも多いと思います。

冬は雪がたくさん降り、子どもたちが通学する道も雪が積もっており大変です。

もちろん、毎日降るたびに除雪、排雪はできませんが、たまりにたまって、個人ではどうしようもなくなった、雪の壁を持って行ってくれる手配をしてくれます。

もちろん町内会で費用を負担しているわけではなく、町内会に加入している人が払っているのですが、町内会に入っていないアパートに住んでいる人も道を歩いたり、車で走ったりするわけですから、管理している会社や大家さんや本人が除排雪費だけ払うという事もあります。

  • 通学路の交通安全パトロールや見守り

子どもがいる人にとっては、とてもありがたいですね。

子供たちの通学の時間に、信号の前や事故が起きやすい場所などにたって、見守ってくれています。

わたしの子どもは小学生が2人いますが、毎朝声をかけてくれ、名前も覚えてくれています。

親も子どもが毎日毎日歩いて学校に行くのは心配でもついていけません。

こうして、町内会の方に見守られて、学校に通っていってるのを知ると、家と学校だけでなく、まわりの人に支えられて育っていってるんだなぁと感謝しかありません。

  • お祭り、新年会などの行事

ここ最近は、人が集まっての行事は自粛しているので、お祭りなどは開催していませんが、子どもたちにとっては、大きくても小さくてもお祭りがあるかないかはとても違うと思います。

町内会で開催するという場所は少ないのかもしれませんが、わたしの住んでいる町内会は、ボランティアの方の力で開催してくれていました。

町内会班長の仕事とは?

班長の仕事

  • 町内会費、排雪日の集金(2ヵ月毎)

(北海道は雪が多いので、雪の排雪を町内で頼みます)

  • 集めた町内会費を会計に届ける
  • 回覧物をまわす
  • 広報誌などを各戸に配布
  • 役員会の出席
  • 町内での訃報があった際の連絡
  • 町内に引っ越ししてきた方への町内会への入会案内、転出の際の退会手続き
  • 町内でお祭りが開催される時のお手伝い(わたしの担当した年は開催しませんでした)
  • 公園の掃除の開催・呼びかけ
  • 定期総会開催時、出欠や委任状の取りまとめ

班長の仕事をして大変だったこと

特別にこれは大変だった!・・・というのはありませんでした。

4月に前班長から引き継ぎをして、実際に活動を始めたのは5月ぐらいです。

細かい事がちょくちょくあったり、あまり話をしたことのないお宅へ話をしに行くというのが負担だなぁとは感じる事がありました。

町内会費、排雪日の集金(2ヵ月毎)

新しく引っ越ししてきた人はいなかったので、毎年のことと町内の皆さんは集金に行くとすぐに支払いしてくれました。

決まりでは2ヵ月毎になっていますが、2ヵ月毎には払う方も面倒だと感じるのか、1年分を支払ってくれる方がほとんどでした。

1年分というと、うちの町内会は1万円弱なのですが、「えっ!?そんなに?」「高いわね~」という人も多かったです。

わたしが金額を決めた訳ではありませんが、「すいませ~ん」と言っては領収書を発行するというカンジで、若干のパワーが必要でした。

集金業務というのは、お金を払ってもらうという事で、なんだかあまり気持ちのいい仕事ではないと感じてしまいました。

わたしは恥ずかしながら、普段から家に現金を置いておく、サイフに何万かいれておくという習慣がないので、突然集金に来られても1年分払うという事が出来ないのですが、「今、お金がない」という人はいなかったので、すごいなと感じたのであります(笑)

全員の町内会費を集めるのは、そんなに時間がかかりませんでした。

不在の方も、電話すると繋がったりでスムーズには集金できました。

ただ、一人90歳を超えたおばあちゃんが住んでいるのですが、チャイムを押しても聞こえないのか出てこないので、どうしようかと困ったのですが、息子さんがたまたま来ていたので、息子さんから払ってもらう事が出来ました。

集めた町内会費を会計に届ける

全員分を集金したら、会計に届けるという作業がありました。

ほとんどの方が1年分前納してくれたので、1年間で2回行くだけで終わりました。

回覧物をまわす、広報誌などを各戸に配布

回覧は1週間に1度ぐらいのペースでまわしました。

町内会としての連絡や案内は、ほとんどなく、近くの小中学校、介護施設からの会報などが多かったです。

町内会の案内では、公園掃除、総会、訃報の連絡などでした。

役員会の出席

はじめに班長になった時、何か問題があった時に集まっての決め事があった時、総会の開催の決め事などで出席を求められました。

何かあれば発言もする事もあるのかもしれませんが、特に意義も質問もなかったので、おとなしく参加していました。

わたしが参加した中で、問題になった議題は【公園の掃除】です。

町内会で掃除を行う事で、市からの助成金が出るので、雪が降っていない時期に交代で掃除を行うのですが、どんどん高齢化が進み、掃除に行けないという人も多く出たので、助成金をもらわずに、町内会でも掃除しないという選択がいいのかどうかと議題になっていました。

町内での訃報があった際の連絡

わたしが班長をやっている時は、一度だけあったのですが、耳に入ってきたのは葬儀などが全て終わった後でした。

今は町内会が中心となって、葬儀をとり行うということは少ないので、訃報の回覧を回すことぐらいが班長の仕事のようです。

町内会の役員さんの方で新聞に載せる、香典を出すなどの手続きはしてくれました。

公園の掃除の開催・呼びかけ

一年に一度ほど、班の当番がまわってきて、公園の掃除をしました。

公園の掃除の日程を決め、回覧します。

当日に掃除用具、ゴミ袋を持って公園に行き、集まった人たちで掃除をしました。

なかなか掃除に集まる人というのは決まってくるので、少人数でやる事も多いのですが、夏は草刈りもあり、秋には落ち葉が大量に集まるので、結構な時間がかかります。

平日にやるところもあるのでしょうが、日曜日に集まることが多いようです。

日曜日も仕事という人もいますし、それぞれの事情もあるので、集まった人たちでやるという事でしょうがないのかもしれません。

 

町内会の班長として1年間やってみて、思う事とは?

家族みんなが喜んでいる

町内会というのは、いろんな面で、自分たちの生活を守っているものです。

実際に参加しなくてはわからないことも多くあります。

昔から同じ場所に住んでいる人にはわかることも、新しく引っ越ししてきたばかりの時にはわからないことも多くあるので、町内会に入らなくてはダメなのか?と思う事もあるでしょう。

やはり、町内会に入るべきだと思います。

班長として活動して思ったことは、役員の方はやりたくてやっている方もいるのかもしれませんが、なかなか引き受ける人がいない状態でやってくれているという方の方が多いのです。

誰かがやるから関係ないという気持ちもわかりますが、自分たちの住んでいる地域を守るという意味では、関係ないではすまない気もしました。

まわりにはお年寄りの方が多くいますが、班長として回覧をまわすなどの仕事では、回覧をつくったり、表をつくったりとパソコンやコピー機が必要な事も多くあります。

お年寄りの方には大変だなと感じる事もあったので、仕事しながらでみんな大変なのですが、色んな人がかかわり、自分が出来ない部分を補っていくことも大切だと感じます。

町内会の班長も町内会の会員も、仕事や生活の中で忙しく大変な部分が多いのですが、当番が来た際にはなんとか1年頑張ってほしいと思います。

ちなみに、わたしの地域の町内会は、班長をやった次の年には役員にならなくてはいけないということで(汗)また1年間、町内会の活動を続けることになりました。

町内会で活動される予定の方、町内会に入っている方、色んな方とのお付き合いが始まりますが、頑張っていきましょう!

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はなまゆ
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ブログ閲覧ありがとうございます 当ブログを運営しております「はなまゆ」です! 50歳の専業主婦が、4才7才9才の娘たちの行動に悩まされながら、在宅ワークや単発バイトなどの仕事をしております。 仕事や子育ての「なぜ?」を中心に紹介していきたいと思っております! どうぞよろしくお願いします。