悩んでも悩んでも、解決する事のない嫁姑問題。
困ってるときだけ助けて欲しい嫁と、なんでもやってあげたい姑とは距離感がありすぎることが原因でしょうか・・・
あまりにも口を出しすぎる姑を止める方法ってあるんだろうか?と悩む毎日をなんとか抜け出したいものです。
義母のおせっかい
義母は間違いなく子育ての先輩かもしれません。
もちろん尊敬すべきところも、いいところもあるのです。
しかし、他人だったパートナーの母親を身内だと思いなさいと言われて、思えるものではありません。
ちょっとした事がひっかかり始めると、どんどんと義母という存在がキツくなってくるのは間違いないのではないでしょうか。
おせっかいか親切心か
義母というのは、息子を育ててきた自信なのか、子育てについてどんどん意見してくるものです。
意見をしない人でも、子育てをしてきた経験から「大変だから助けてあげよう」という気持ちもあるのか、親切を押し売りしてくる事がある気がします。
それを親切心ととるか、お節介ととるか・・・。
義母との価値観の違いや距離感が違うと感じてしまうことで、嫁は義母に対して違和感をおぼえます。
そして義母がするすべては「お節介」に感じてしまうのです。
- やっておいたから
- こうした方がいい
- 手伝ってあげる
- 教えてあげる
- ゴハン作ってきたよ
- これあげる
こんな風に上から言われたら間違いなく「お節介」です。
もし、生まれたばかりの子どもがいて、大変だろうからと助けに来てくれたとしても、「掃除やっておいたから」「子どもにはこうした方がいい」なんて言われても感謝どころか、「ほっておいて」となってしまいます。
「助けてあげたい」という気持ちがあるのなら、「休んでていいよ」ではなく「ほっておいて」ほしいものです。
距離感を知らない義母
「息子と結婚したから嫁は自分の子どものようなもの」
イマドキ、そんな風に考えている義母はあまりいないのかもしれません。
しかし、頼りなげに見えるのか、経験者という自信からくるのか、義母は嫁に対しての距離の取り方を間違える事が多くある気がします。
「やってあげなきゃ」「私が教えてあげなきゃ」「助けてあげなきゃ」
そんな考えからか、義母というのは嫁が何も言わないでいると、どんどん侵入してきます。
嫁の立場からすると「助けて欲しい時だけ、助けてほしい」のです。
それが、一度嫌だと思ってしまうと、「二度と助けてもらいたくない」に変わってしまいます。
- 私がやっておくから、休んでていいよ
- 息子の好物は私が一番知ってるから
- 孫によかれと思ってしてあげたの
- あなたはもう娘みたいなもんだから
- 手伝いがてら泊りにきたよ
- 洗濯物やっておいたよ
「休んでていいよ」と言われて休めるものでもないし、義母がいるから休めないになってしまうものです。
義母と一緒にいる、そばにいるだけで「ちょっと面倒」と感じている嫁の気持ちをわかってほしいものです。
義母のおせっかいを気付かせる方法
嫁にとって、イヤだと思ってしまった義母を受け入れる事は難しいものです。
それでも、嫁の気持ちを知ってか知らずか、相変わらず義母はお節介をしてくる。
義母との関係というのは、同居してるかどうかでもまったく違うのかもしれません。
別居なら可能な事も、同居だとそうはいかないという事が多々あります。
それでも、イヤな事は言わなくてはわからないのです。
嫁としては、なんとか「お節介をやめてほしい」と思ってしまう時、どうしたらいいのでしょう。
夫に言ってもらう
まずは夫から母親に伝えるのが、一番です。
嫁の意見としてではなく、夫が自分のお母さんへの意見として言ってほしいのです。
- もう結婚したんだから世話をやかないでいい
- お母さんが手出しすることで、奥さんが気を遣う
- こっちはこっちでやってるからほっておいて
- 助けて欲しい時はお願いするから
- 家には勝手に来ないで(部屋に勝手に入らないで)
- 来るときは前もって教えて
- 昔と今の子育ては違う
- 子どもを勝手に連れて行かないで
結婚してから気がついたという事が多い義母の本性・・・。
義母との関係を良好に進めるためには、夫の協力なしではいられないのかもしれません。
義母への対応は、出来るなら夫にお願いするのがベストと言えますが、なかなかうまくはいきません。
いくら夫に相談しても「好きでやってるんだから、やらせてあげて~」「ほっとけば~?」なんて呑気に言われてしまう・・・。
困って相談しても、当てにならないと、余計にイラッとしてしまいます。
出来る限り、結婚してすぐに義母との関係性、関わり方を決めておいた方がいいことかもしれません。
直接伝える
「イヤ」だと思ったことを自身で言うしかない、夫は当てにならない。
そんな人も多くいるでしょう。
イヤなことは直接言わないと、わかってもらえないことも多くあります。
- こんなこと言ったらお義母さん傷つくかな
- 伝えちゃったら関係が悪化しちゃう
義母は親切心でやっている事もあると考えてしまうと、なかなか言いづらいこともあります。
ですが、「いい嫁はやめよう」と心を強く持ってください。
義母が陰で自分の悪口を言っても、こんな嫁ありえないと言われても、言うべきだと思います。
言わないと変わらないのですから・・・。
辛い事を我慢していても、ラクにはなりません。
まとめ
嫁姑問題は、色んなことがあります。
ささいな事から始まった問題も、対処しなければ取り返しはつかない事になります。
嫁にとって「義母は他人であり、出来るだけ関わらないで生きていきたい」それが本音なのです。
もし、イヤだと思ってしまったら、一つひとつを解決してほしいです。
ここは我慢して、ここは伝えようもいいですが、いっぺんに終わらせてしまった方が断然いいです。
関係に亀裂が入ろうとも、言わなきゃよかったとは思わないはずです。
自分が辛かったのだから、伝えてよかったと思うはずです。
いい嫁をやめて、自分らしい楽しい毎日が続きますように!