子どもは大きくなると、どんどん外に出てお友達と遊びます。
外に遊びに行くならいいけれど、友達が毎日のように家に遊びに来たら、ちょっと困りませんか?
わたしの子どもは小学生と幼稚園ですが、しょっちゅうお友達が遊びに来ます。
子どもたちは、こちらの都合もおかまいなしに、学校や幼稚園から帰ってくると楽しそうに遊びに行ったり、友達が遊びに来たりします。
もちろん、楽しそうに遊んでいるのを見ると、仲良しのお友達が出来てよかったと思えるし、自分の目の届くところで遊んでいた方が安心です。
しかし、毎日のように家に来られたら、ちょっとキツイと感じませんか?
お互いの家に交互に行ってくれれば、少しはラクなのですが、相手の親は働いていて家にいないとなると心配なので、結局ウチで遊びなさいと言ってしまったりします。
目次
子どもの友達がしょっちゅう家に遊びに来たら困りますか?
子どもの大切なお友達だし、遊びに来てくれたらうれしいのですが、困ることもあります。
それはどんな時なのでしょう?
困るのはどんな時?
急に遊びに来たり、断る暇がなく入ってくる時は困ってしまうものです。
どんな時に遊びに来たら困るなと感じるのでしょう?
- 出かける用事がある
- 家が散らかってる
- 下の子が昼寝をしている
- 家族の誰かの調子がよくない、具合が悪い
- 仕事や家事をしたいのに、おやつを出したり、一緒に遊んだりしなくてはならなくなる
- ダラダラしたいけれど、そんな姿を見せられない
- 来客がある
イヤだと感じることとは?
いつもイヤだと思う訳ではないけれど、毎日だとイヤだなぁと感じませんか?
どんな時にイヤだなと感じてしまうのでしょう。
- 遊んだ後に、部屋がぐちゃぐちゃなまま帰ってしまう
- ジュースやおやつをねだってくる
- 子ども部屋以外にも入ってしまう
- 親も一緒に遊ばなくてはいけない時もある
- 帰りに送っていかなければいけない時がある
- 夕飯の時間になっても帰らない
- 挨拶もせずに入ってきたり、帰ってしまう
- 家のものを勝手に触る
- トイレの使い方が汚い
- 家の中で走り回る
- 冷蔵庫の中を勝手にあける
- 夕飯ギリギリまで遊ぶと夕飯やお風呂の時間も遅くなる
- 宿題を終わるのが遅くなる
自分の子どもなら注意できる事も、ひと様の子どもだと言えない時があります。
小さい子どもなら、やさしく「ダメだよ~やめてね」と言えることも、大きくなってくるといいづらくなる時もあります。
なぜ、子どもの友達なのに、困ると感じてしまうのか?
子どもの大切なお友達なのに、「今日もウチで遊ぶの~?」と憂鬱になることがありますが、そう思ってしまう自分は心が狭いのか・・・と悩んでしまいませんか?
子どもと言っても、他のおうちのお子さんですから、どうしても気は使うものです。
学校や幼稚園から帰ってきてから遊ぶのですから、お腹がすくのはしょうがないことです。
しかし、「夕飯の前なのに食べさせていいのかな?」と悩んだり、毎回おやつを用意するのはお金もかかってきます。
自分の心が狭いのかなと悩んだり、こんなことして遊ばせていいのかなと悩んだりするだけでも、面倒くさいと思ったり、疲れる原因になってしまうのです。
相手の親と相談できればいいですが、出来ない事もあります。
子どもの友達が家に遊びに来て困るときは、うちの事情を伝えるべき?
学校や幼稚園から帰ってきてから遊ぶのですから、あっという間に夕方になります。
「うちの夕飯は5時だから、もう帰ってほしいな~」と思ったり、夕方近くになってから「お腹すいた~」と言ってきたら「早く帰ってゴハン食べたら?」と言いそうになります。
突然遊びに来て、今日は無理だなという時も、こちらがイライラしている状態で伝えたらどうでしょう?
「〇〇ちゃんのお母さんこわいな。」「遊びに行きづらいな」と思うかもしれません。
そう思われたことで、子どもの関係が悪くなったりしたら、困ったものです。
顔に出てしまうほど、イライラしているのは、かなりストレスがたまっているのでしょう。
毎回遊びに来るのがストレスになってしまうのは、とてもキツイので、思い切って相手に自分が困っていることを伝えるべきだと思います。
もちろん、感情のままの言葉ではなく、「うちはもう晩ご飯の時間なんだよ。遊びは終わりにして、おうちに帰ろうね」「今日は出かける用事があるからダメだけど、明日は遊べるよ」など、どうしてほしいのかを伝えることで、わかってもらえるのではないでしょうか。
子どもの友達が来て困ったと感じた事はルールを決めておこう
出来れば、とつぜん遊びにくることもやめてほしいと思いますが、前もって決めれない事も多くあります。
お友達にはなかなか言えないこともありますが、自分の子どもには、相手のお宅に迷惑がかからないように、お友達のお家に行くときのルールを決めておきましょう。
お友達のおうちに行くときのルール
- 親には誰のおうちに行くのか、何時に帰ってくるのか言ってから行く。出来れば相手のおうちに了解をもらってから行く
- 脱いだ靴はきちんとそろえる
- 相手に聞こえるように「おじゃまします」「こんにちは」と挨拶する
- 自分からおやつ・ジュースなどをねだらない。お腹が空きそうなときは食べてから遊びに行く。もし、おやつなどを出してくれた時は、きちんと座って食べてお礼を伝える
- 勝手に冷蔵庫を開けたり、遊ぶ部屋以外には行かない
- 帰る時間を守る
- 遊んだおもちゃは片付ける
- 「おじゃましました」と挨拶をしてから帰ってくる
小さいうちはなかなか難しいこともあるかもしれません。
ルールも、自分がイヤだなと思ったことは入れるようにしましょう。多くなってしまうと、難しかったり、忘れてしまうこともありますが、相手のお家にもなるべく迷惑をかけずに済むようにしたいものです。
自分もストレスをためずに、相手のお宅にも迷惑をかけないように
子どものお友達のお母さんとも、話をすることが出来れば、もっといい関係になれるのではないでしょうか。
夕飯は6時だから遊ぶのは5時半まで・・遊べるかどうか親に確認してからにするなどのお互いの考えを伝えられれば、イヤな思いをすることも少なくなります。
しかし、相手のご両親とはあまり面識がないということもあり得ると思います。
自分が我慢しすぎない事、自分の子どもには約束を守ってもらう事、相手の子どもにもこちらの困ったことは伝える事などで、ストレスを少なくすることができるのではないでしょうか。
相手には「言わなくてもわかってもらえる」わけがないのですから。