バラの中でも大人気品種の一つともいえるクリスティアーナ。
花の美しさはもちろん、耐陰性や耐寒性、耐暑性もあり、病気にも強いので初心者にも育てやすいバラとして知られています。
そんなクリスティアーナに欠点はあるのでしょうか?
バラのクリスティアーナとは?
誰もがうっとりしてしまう程、美しくかわいらしいクリスティアーナ。
コルデス作出のクリスティアーナはどのようなバラなのでしょう。
バラの家 公式本店 ロサオリエンティスによると特性はこのように書いています。
- クライミング(つるバラ)
- タイプ0=無農薬でも、ほとんど病気が出ない驚くほどの耐病性を持つバラ。
- 開花は繰り返し咲き
- 花色、花形は淡いピンク、うっすらピンクのロマンチック系カップ咲き
- トゲは普通
- 樹勢は強い
京成園芸ではこのように紹介されています。
- 繊細な雰囲気のカップ咲きの花は、房になってゆっくりと開花。
- 初期成長はゆっくり。
- うどん粉病、黒点病に強く、レモンを思わせる香りも素晴らしい。
ため息が出るほどの美しいクリスティアーナ。
タイプ0ということで、初心者にも育てやすいと言われ、人気なのも納得のバラです。
バラのクリスティアーナに欠点はある?
信じられない程(笑)の花びらの枚数、ロマンティックな色合い。
そして、うっとりするような香り。
病気に負けず毎年キレイに咲き続けてくれるクリスティアーナに欠点なんてあるわけない!と思いますが、欠点というよりもちょっと残念・・・という風に感じずにいられないことがあります。
①トゲが手入れの際に厄介
トゲが少なめと明記されている事がありますが、意外な所にトゲがあります。
それは葉の裏側や葉の付け根・・・
剪定等で近づいた時に服に引っ掛かる事があります。
個人的には根本のトゲより厄介に感じます。
②花弁が雨に弱い
雨に当たると花びらが茶色くなります。
すぐ茶色くなるわけではありませんが、雨が続いたりあたる時間が長いと茶色になってしまいます。
鉢植えだと雨の度に移動するなど管理をすることで防げますが、わが家では雨の当たる位置に地植えしているため、せっかくの美しい花が汚くみえてしまい、非常に残念に感じます。
③花持ちがよくなく、散り方が汚い
花弁は散りやすくバサっと落ちます。
幾重にも重なりあう姿が美しいクリスティアーナですが、これだけの枚数の花びらがバサバサっとあっという間に落ちるのが残念に感じます。
お隣の家の近くや道路沿いに植えると掃除が大変かもしれません。
④花首が長い
花首が長いため場所を取ります。
狭い庭や通路にはおすすめ出来ない気がします。
そして、何枚にも重なる花びらが重たそうで下向きになりますので、高フェンスの上で咲いているのが向いており、低い場所で咲いていると残念に感じます。
⑤西日に弱い
強い西日に当たると花弁が焼けます。
我が家では西日が当たらない所に植えてあるのでわかりませんが、西日が当たると花弁が焼けるとよく聞きます。
花色がなんといっても魅力的なバラなので、場所を選ぶというのはちょっと残念です。
まとめ
今回は、バラの大人気品種クリスティアーナを実際に育ててみて、残念だと感じた点をまとめてみました。
とても優秀なバラなので、欠点というよりも少し残念な点と感じる程度で、それがあってもクリスティアーナのかわいらしさ、美しさ、丈夫さが上回ってしまうのは間違いありません!
これからクリスティアーナを育てたいと思っている方の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。