やっと保育園、幼稚園に入園し、一人の時間ができると思ったら、子どもは「保育園(幼稚園)に行きたくない!」と言ってくることがあります。
わたしの子どもは3人娘ですが、やっと一番下が幼稚園に入園しました。
一番上が生まれてからずっと専業主婦のわたしに、やっと出来た一人の時間!と喜んだのは束の間・・・
なぜ保育園幼稚園に行きたくないのでしょう?ただママと離れたくないだけ!?
目次
「保育園・幼稚園に行きたくない」と泣く3歳はママと一緒にいたいだけ?
「保育園・幼稚園に行きたくない」場面も色々、入園する時の年齢や上の子か下の子かでも違う理由があります。
保育園・幼稚園を行くのを不安に思う場面とは?
・突然の入園式で、バカでかい制服を着せられ、ワケがわからない不安
・入園前の体験でコワイ思いをした
・自分だけが親と離れることの不安
・知らない人ばかりのところへ行く不安
ほとんどの子は産まれてはじめての社会です。
赤ちゃんの頃から保育園に預けられている子は違いますが、3歳の幼稚園の入園で、はじめて社会に出る子どもにとっては、それはそれは恐ろしいのかもしれません。
入園後、1週間たっても1ヵ月たっても、まだ泣いてる?
わたしの子どもは一番下だけは、毎日毎日泣いて、バスに乗せられていました。
長女、次女は楽しくてしかたがなかったようですが、一番下だけは、1年近くたってもあまり行きたくないようです。
幼稚園での様子を聞いてみると
・仲良しの子がいる
・お絵描きもお外遊びも、運動も全て楽しいといいます
・帰りのバスから降りた時は、ゴキゲンで「明日は〇〇するんだよ」と楽しみにしています
それでも、朝になると、「行きたくない」と言い出します。
「行きたくない」というのはどんな時?
・土日を休んだ後の月曜日
・夏休み、冬休みなど長期休みのあと
・パパや兄弟がお休みで家にいる時
・お友達とのケンカのあと
・出かけようと準備を始めた時
・お迎えのバスが見えた時
ママと離れるのがさみしいのが一番の理由と言っても、入園からしばらく時間がたっていれば、楽しく幼稚園で遊んだ後は、ママに会えるとわかってきます。
それでも、行きたくないというのは、やはり子供なりに外の社会に出かけていくことは疲れることなのでしょう。
ママのいない楽しい場所(園)に行くよりも、誰よりも大好きなママのそばでゆっくり甘えていたいと子供なりに疲れを感じているのかもしれません。
なぜ保育園・幼稚園に行きたくないの?
・お友達とケンカした
・先生がこわい
・保育園幼稚園が楽しくない
・ママと離れるのがさみしい
お友達とのケンカや先生とのトラブルは別ですが、やはりママと離れたくないというのが、ちっちゃな子どもにとっては一番なのかもしれません。
長いお休みの後や、土日明けの月曜日は特に行きたがりません。
やはり、家でずっとママと一緒にいることが、一番安心できる居心地のいい場所なのです。
「保育園・幼稚園に行きたくない、ママといたい」と泣く・・・どうしたらいい?対処法は?
朝は毎日バタバタ大忙し。
ゴハンも食べて、着替えも済ませ、ハミガキも終えて、「さあ、行こう」と立ち上がった途端、言われてしまいます。
「幼稚園(保育園)行きたくない」
目には大粒の涙・・・。
行きたくない理由が、お友達や幼稚園でのトラブルなら別ですが、ママと離れたくない、さみしいことが原因だったら、どうするべきなのでしょう。
たまには「今日はお休みしようっか」もいい。
1日ママとゆっくりお家で遊ぶということで、不安がなくなり、明日は行くといってくれるかもしれません。
でも、仕事や用事もあるし、毎日幼稚園を休まれるのも困ります。
保育園・幼稚園に行ってもらう方法は?
ママと離れるのがさみしいと言ってる子どもを、幼稚園に行ってもらう為に、こんな言葉を伝えて見たらどうでしょう?
・仲良しの〇〇ちゃんが「今日待ってる」って言ってたよ
・今日は新しいお歌をみんなで歌うって先生が言ってたよ(楽しい行事があると伝える)
・今日のお弁当は〇〇ちゃんの好きなハンバーグにしたよ
・ママも〇〇ちゃんと離れるのがさみしい。ママはお仕事頑張って、なるべく早く迎えに来るね
このくらいで、ママと離れたくないという気持ちが、揺らぐ事にはならないのかもしれません。
常に、幼稚園は楽しい、先生もお友達も〇〇ちゃんが大好き、と気持ちをあげておくことも必要になってきます。
子どもに寄り添い、子どものペースでゆっくりと。
子どもは「幼稚園に行くと楽しい」とわかると、だんだんと行きたくないと言わなくなってきます。
ですが、お友達とおもちゃを取り合ったり、給食で嫌いなものが出てきたりと、ちょっとしたことで、行くことをイヤがります。
出来るだけ話を聞いてあげ、気持ちをすくいとって、心を軽くしてあげたいものです。
現実には、なかなか難しいこともたくさんありますが、出来る限り、子どもの気持ちに寄り添って、その子のペースで成長できるように見守ってあげたいものです。